Instagram運用におすすめ!文字入れ投稿のつくり方

    Instagram運用におすすめ!文字入れ投稿のつくり方

    現在、国内の月間アクティブユーザー数が3300万人にも及ぶInstagram。
    毎日利用しているという方も多いのではないでしょうか。

    そんな、Instagramで今、増加傾向にある投稿方法を知っていましたか?

    それは、スバリ【文字入れコンテンツ】です。
    発見欄(InstagramのAIが自分に合った投稿を抽出して表示してくれる場所)を見ていると、文字の入ったコンテンツがたくさん表示されるようになりました。

    普段、何気なく見ている投稿に文字が入っているなんてことも多いですよね。

    そんな文字入れコンテンツですが、実は1〜2年ほど前から存在していんです。
    ではなぜ、今注目されているのでしょうか?

    本記事をご覧いただければ、
    文字入れの重要性を理解した上で、実際に文字入れコンテンツが作成できるようになります。

    ぜひ、最後までご覧ください。

    目次

    なぜ文字入れコンテンツを推すのか

    まず初めに、なぜ今Instagramで文字入れコンテンツを推すのか一つずつ解説して参ります。

    Instagramの検索ツール化

    ユーザーの検索行動は、『ググる』から『タグる』に検索行動が変化しました。

    以前までは、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使って、ユーザーは情報を取得していました。
    しかし、SNSが発達した今、ハッシュタグを使用してInstagram上で情報の取得が行われるようになりました。

    また、流行のファッションを調べる情報源として下記のようなデータも出ています。

    出典元:ジャストシステム


    ファッションにおいては、すでにInstagramがGoogleよりも情報収集に使用されています。
    Instagramでコーディネートを載せる方も多く、着用感や実際にきてみた感想などをリアルタイムにキャッチできることが、Instagramで情報を収集するメリットと言えます。

    差別化が難しい

    Instagramのアカウントを伸ばすには、他のユーザーのコンテンツとの差別化を図る必要がございます。
    発見欄やハッシュタグ検索で上位に表示されても、第一画像が目立たなければタップして見てもらうことは難しいです。

    文字入れコンテンツにすることで、第一印象のインパクトを与えることが可能な為、インプレッション数が上がります。
    同じカテゴリーの発信をしていても、文字があるのとないのでは見られる数が変わリます。

    保存数と滞在時間が重要視

    Instagramでは、保存数と滞在時間が重要視されています。

    それには、Instagramのアルゴリズムが関係しており、投稿をたくさんの人に見てもらう為には保存数と滞在時間のの確保が必要とされています。

    また、保存されれば、購買や来店に転換されやすいということから、個人アカウントのみならず、企業アカウントでも注目されているのです。

    その他にも、ネットの普及により誰でもSNSを利用するようになったことから、SNS同士でユーザーの可処分時間の奪い合いが行われています。

    そのため、有益な情報を流し1秒でも長く滞在させてくれるようなユーザーをInstagramは優遇します。

    以上から、保存数と滞在時間が多い投稿は、非フォロワーに露出するチャンスが大幅に上がるというわけです。

    発信内容の選定

    文字入れコンテンツの重要性を理解したら、次は発信内容の選定になります。

    文字入れといっても、さまざまな種類のコンテンツがある為、自分にあった内容を選ぶことをおすすめいたします。
    今回は、企業アカウントを例に代表的な3つをご紹介いたします。

    発信内容の種類
    1.権威型コンテンツ
    2.問題解決型コンテンツ
    3.再現型コンテンツ

    1.権威型コンテンツ


    権威型コンテンツとは、そのジャンルやカテゴリーに対しての知識やデータの発信が中心になっています。

    一般の方が、知らないような専門性の高い情報を文字入れコンテンツで発信することで、【有益性】や【意外性】を感じてもらう目的がございます。

    下の画像は、コスメ系のアカウントとエステ系のアカウントの例になります。

    肌に良い食べ物や、毛穴が目立つ原因など、一般のユーザーが知ってそうで知らない情報を発信することで、タメになると感じていただきフォローに繋がる可能性も高まります。

    2.問題解決型コンテンツ

    問題解決型コンテンツとは、ターゲットが抱えているであろう問題や悩みを、自社商品で解決できるという点をまとめたコンテンツです。

    自分の悩みとマッチしていれば、自分ごとと感じてもらえる為、【共感性】が生まれて見てもらえる投稿になります。

    下の画像は、アイデア雑貨を販売しておられる企業様のアカウントになります。


    ターゲットとなる主婦の方々に対して、『この投稿を見れば洗濯時のお悩みが解決ができそう!』と思っていただき、問題が実際に解決された時にフォローに繋がる可能性も上がります。

    3.再現型コンテンツ

    再現型コンテンツとは、商品の使用シーンの訴求が中心になります。

    企業のアカウントは、自社商品をどのような場面でどのように使っていただきたいのか+αで文字入れすることで、
    再現性】を感じてもらい見てもらえる投稿になります。

    こちらは、飲料メーカー様のアカウントの例になります。

    商品の写真だけだとシーンの訴求が弱いですが、その瞬間を象徴するワードを文字入れすることで、ユーザーはイメージがしやすく気になってしまう効果があります。

    ターゲットのライフスタイルを細かく切り取ることで、ユーザーは自分で使っているところをイメージしやすいのです。

    作成時のポイント

    実際にコンテンツを作成するにあたって、押さえておくべきポイントがございます。

    下記の4点を理解してコンテンツを作成することで、グッとクオリティが上がることは間違い無いでしょう。

    ポイント
    1.ファーストコンタクト
    2. 権威性
    3.プロスペクト理論
    4.希少性

    1.ファーストコンタクト

    Instagramにおいてもファーストコンタクトは非常に大切な部分になります。

    ここでお伝えするファーストコンタクトとは、【表紙で見る人の興味をどこまで惹きつけることができるか】ということです。

    Instagramには、ハッシュタグ検索や発見欄という外部のユーザーが見てくれる可能性の高い機能がございます。
    そこに表示された際に、いかに目立てるのかが最重要になります。

    今後もInstagramがユーザー数を増やし続けることで、ユーザーの検索行動は、『ググる』→『タグる』→『タブる』に変化していくと予想されています。

    もし、1枚目の画像を目立たないものにされていたのであれば、目立たせるように意識しましょう。

    オススメの方法として、ユーザーにとって利益になったり損失になるワードをわかりやすく入れる方法がございます。

    下記の例をご覧ください。

    同じ内容の投稿でも、利益となるワードや損失になるワードを盛り込むことで、タップ数が全然変わりますので是非試してみてください。

    2.権威性

    コンテンツの種類でもありましたが、【権威性】が出ている投稿は、人間の心理上見たいと思ってしまうのです。

    皆さんも、何か調べる際は詳しい人から聞きたいですよね?

    それは、Instagramでも同じで『〇〇が言うなら、間違いない!!!』という風に思ってもらうことが大事なのです。

    下記は、この権威性を活かした本のタイトルの例です。

    人を動かすワードを学ぶ為に、本屋さんなどで販売されている本のタイトルや帯を参考にコンテンツを作成するのもとてもおすすめです。

    また、発信者側に権威性があれば同じ内容でもリーチ数が大幅に変わってきます。

    こちらは、スタバの無料カスタムを聞くなら?の例になります。

    当然ですが、スタバのことは一般人よりも現役のスタバ店員に聞く方がいいですよね。

    このように第1画像で権威性をつけることで、タップした後の納得感や満足感にも影響するのです。

    3.プロスペクト理論

    プロスペクト理論という言葉は聞いたことはございますか?

    プロスペクト理論とは心理学の一つで、簡単に説明すると、
    【人は利益を取るより、リスクを避けたがる傾向にあるのでリスクを提示した方が興味を惹ける】
    という内容です。

    損失と利益では、2〜2.5倍も感じ方が変わるのです。
    効果的ではありますが、あまりにも不安を煽るようなワードは逆効果ですので気をつけましょう。

    4.希少性

    希少性とは、このチャンスを逃したら今後出会えないのでは?と感じてもらうことです。

    お菓子のハイチュウを例に見て見ましょう。
    普通のハイチュウとプレミアムハイチュウがあります。値段は2つとも同じ120円。

    同じ値段のハイチュウでも【プレミアム】は付くだけで、お得に感じ興味を惹きつけられるのです。

    誰もが知っているような企業の商品程、このような戦略が巧みに使われているため日常の中でも学べるかと思います。

    下記は、同じ焼肉を紹介するコンテンツの例になります。
    同じ焼肉でも、『誰にも言ってはダメ』や『秘密』と言うワードを使うことで、この情報はレアな情報だと感じ、見たいと思ってもらうことが可能です。

    逆に、希少性を出さなければ、他の文字訴求コンテンツにインパクト負けしてしまい、なかなか見てもらえない投稿になってしまいます。

    文字入れおすすめアプリ

    実際に画像に文字を入れるには、画像編集アプリを使用します。

    数え切れないほど、画像の編集アプリはございますが、インスタちゃんねるがおすすめするのは、【CANVA】というアプリです。

    2013年にオーストラリアで誕生して以来、今では世界中で使用されている定番のデザインアプリです。
    有料の機能もございますが、文字入れコンテンツ作成のみだと、無料機能で十分すぎるくらいです。

    ダウンロードはこちら↓
    https://www.canva.com/ja_jp/

    まとめ

    いかがでしたでしょうか??

    今回は、Instagramの文字入れコンテンツのつくり方について解説いたしました。

    文字入れコンテンツは、Instagram上でもまだまだこれから伸びていく発信方法です。
    個人アカウント、企業アカウント問わず作れるようになっておくと今後の運用において強い武器となるでしょう。

    コンテンツの質を上げて、たくさんの方に見ていただけるアカウントにしていきましょう。

    最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。

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