今日からできる!Instagram広告をターゲットに届けるコツ!

    『Instagramで広告運用を始めたけど、効果が出ないなあ・・・』
    『自社の広告がターゲットに届いていない気がする・・・』

    そんな悩みを持つ方、特にInstagram広告を使いはじめたばかりの方の中には意外と多いのではないでしょうか?

    Instagram広告は、Facebook広告と同じプラットフォームから配信されているため、ターゲティングのもととなるデータはFacebookと連動しており、Facebook社の膨大なデータをもとにターゲティングすることができます。

    つまり、Instagram広告は、他のSNSよりも細かなターゲティング設定ができることが強みです!!

    そこで本記事では、
    ①ターゲットの選定方法(ターゲットを決め、ペルソナを考える、出稿元の再検討)
    ②Instagram広告のターゲティングの種類
    ③Instagram広告のターゲット設定手順とコツ

    この3つについてお伝えします!

    これからご紹介する内容を知って、効率的にInstagram広告を運営し、そこから商品・サービスの販売促進へとつなげていきましょう!!

    目次

    【1】ターゲットの選定方法

    『ターゲットってそもそもどう考えればいの?』
    『自社の強みってどこなの?』

    そんな方のためにまずはターゲットの絞り方をお伝えします!
    そもそもターゲティングとは、ユーザーの興味や関心、行動、性別や年齢などの情報を頼りに、広告配信を行うことです。

    ターゲティングは、
    ・自社の商品・サービスに興味を持ってくれそうなユーザーに絞って配信することで、認知と販売促進につながりやすい
    ・ターゲットを絞って広告を配信することで、効率的な広告運営を行うことができる
    という点から、ターゲティングは重要です!

    ここでは2つの方法を紹介していきます。

    ①SWOT分析

    SWOT分析とは、市場や競争相手などの外部要因と、自社の人員や事業などの内部要因の2つの面をさらにプラス面とマイナス面で分けて現状分析を行うことで、戦略を立てる際に役立てるフレームワークのことを指します!

    SWOTとは、
    Strength=自社の強み(内部要因、プラス要因)
    Weakness=自社の弱み(内部要因、マイナス要因)
    Opportunity=機会(外部要因、プラス要因)
    Threat=脅威(外部要因、マイナス要因)
    の4つの頭文字を取ったものです。

    初めにSWOT分析を行う目的を決めてから4項目それぞれの要素を洗い出し、そこから強み×脅威弱み×機会と掛け合わせていくことで、戦略立案・ターゲット選定の糸口としていきます。

    掛け合わせていく理由は、項目を挙げただけでは「現状」を言葉にしただけとなるからです。

    A(強み×機会)では、強みを機会に活かし成長するための戦略
    B(弱み×機会)では、弱みを消して機会に活かすための戦略
    C(強み×脅威)では、強みを活かし脅威を避ける戦略
    D(弱み×脅威)では、弱みを把握し脅威を避けて悪影響を最小限にするための戦略

    といったような、カテゴリーを絡めていくことで戦略を考えていきます。

    【例】ECを軸に服の販売をしている企業を想定。

    強みは、生地の縫製を行う工場との協力体制があり、他社と比較して高品質ながらも低価格で服を販売できる点にあると考えました。
    また機会としてコロナ禍の影響で、外出する機会が減り、服自体にお金をかける必要がなくなってきたという点が出ました。そこで、「家で作業するときに着ていて楽、けれどもそのまま出かけられるような服を、高品質かつ安価で作っていくことに力を入れる」、という戦略を立てました。
    これは先ほどの図でいう(強み×機会)を指します。



    SWOT分析を行う際のポイントは、下記の2点が挙げられます。

    1. やる前に目的をはっきりさせておくこと 
      こちらに関しては、SWOT分析を行う目的を前もって定めていない場合、SWOT分析を行うことが目的になってしまいます。 この記事を読んでくださっている方の場合、「ターゲットの把握」ということが目的になると思いますが、要因を考えることが目的とならないよう、SWOT分析を行う目的をはっきりさせておくことが重要です
    2. 主観的な評価ではなく数値など客観的なものを基に判断する
      こちらに関しては、内部要因を考える際には特に注意が必要です。
      内部要因はブランド力や製品の質等が挙げられますが、できるだけ数値やデータ(商品に対する口コミや過去に実施したアンケート、SNSでのソーシャルリスニングなど)をもとに議論できると、より正確な分析を行えます。

    ②STP分析

    STPとは、
    S=セグメンテーション(市場を分ける)
    T=ターゲティング(狙う市場を定める)
    P=ポジショニング(自社の立ち位置をはっきりさせる) 
    以上3つの頭文字を取ったものです。

    利点は、ターゲットを明確にできる点です!

    スターバックスを例に挙げると、年齢や職業、経済的な地位等で市場を分け(S=セグメンテーション)、「大都市、主要都市において平均以上の収入を得ているオフィスワーカー」をターゲットとし(T=ターゲティング)、他のカフェやコーヒーチェーン店と差別化するために、「都会的なおしゃれな雰囲気の店で高くて美味しいコーヒーを提供する」独自の路線を確立し(P=ポジショニング)、成功しています。

    STP分析を行う際のポイントは下記の2点が挙げられます。

    1. 自社・他社のビジネスモデルを把握すること
      こちらに関しては、市場を分析し細分化する際に、他社のビジネスモデルを把握していないと市場を正確に把握できないし、自社のビジネスモデルについてしっかりと把握していないと自社の強みを活かして、市場のどの部分をターゲットとするか戦略を立てられません。
    2. 顧客視点
      こちらに関しては、自社と他者を把握し、市場を細分化・ターゲティングを行ったとしても、顧客のニーズを満たしていない限り、その商品・サービスを売ることはできません。

    以上のフレームワークを通じて、ペルソナ(典型的なユーザー像)を定めることが、これから行うターゲティングには大切です!

    【ペルソナの例】インターネット上で古着の販売をしている企業を想定。

    地方に住んでいる10代から30代の男性。服、特にミリタリー系の服が好きで集めたいと思っているが、地方だと取り扱うお店が少なく、購入できる機会が少ないので、インターネットを通じて服を探している。

    今あげたものは一例ですが、このように年齢・性別・興味などターゲット特定する要素を考えておくと、ターゲティングがしやすく、広告の効果も上がります!
    Instagram広告の運用を始めたばかりの方の場合は、ペルソナの設定がしっかりできていないことが原因かもしれません。 まずはペルソナの設定に時間をかけてでもしっかりと取り組みましょう!

    《InstagramとFacebookの使い分け》

    以上ターゲティングが終わった段階で、今一度考えてほしいのが、広告の出稿元はInstagramでいいのかということです。
    どちらも他のSNSと比べると詳細なターゲットの設定が行えることが強みですが、様々な違いがあるため、どちらを用いるのかを検討する必要があると思います。

    InstagramとFacebookの違いには、下記の項目が挙げられます。

    ユーザーの年齢層(下記の図のようにFacebookの方が比較的ユーザーの年齢層が高いと言われている) FacebookとInstagramの年齢別の利用率(緑がFacebook、赤がInstagram)

    データ元:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

    写真や画像の効果の度合(Instagramでは世界観やおしゃれさなど質がより重視される)・購買行動への影響力(Instagramの方が高い)
    ユーザーのつながり(Facebook→実際の友人、ビジネスでのつながりが多いInstagram→実際の友人とのつながりも多いが、興味・関心でのつながりも多い)

    などの違いがあります

    例えば、化粧品メーカーがターゲットを60代以上の女性と定めた場合、広告を出すならFacebookの方が適切かもしれません。どちらも詳細なターゲティングができるので、ターゲットと広告を出す目的、質の高い投稿をつづけられるか(写真映えするものを投稿し続けられるかなど)、売り出すサービス・商品の内容を意識してもう一度考えてみてください。

    【2】Instagram広告のターゲティングの種類

    じゃあどういう要素でターゲットを絞れるんだろう・・・

    そんな方のために、Instagram広告でできるターゲティングの種類をお伝えします。
    Instagram広告のターゲティングの種類は大きく分けて4つあります。

    ①ユーザー属性ターゲティング

    これは「年齢・性別」「エリア」「属性」をもとにターゲティングするものです。
    以下特徴を説明します。

    年齢 →Facebookの生年月日データをもとにしたターゲティング
     (Facebookをやっていない場合は、フォローしているアカウント情報をもとに推測)

    エリア →国、都道府県、市区町村、郵便番号単位で設定可能
    ・そのエリアに住む人だけに広告を配信すること、逆にそのエリアに住む人を除いて広告を配信することも可能
    ・特定の地域に最近訪れた人といった設定を行うことで、観光客をターゲットにすることもできる

    属性 → ・「ステータス」をもとにターゲティング、Facebookのデータがもと
    ・ターゲットが明確だと、属性を設定することで高い効果を得ることができる
    《属性の例》
    ・学歴(学校、専攻) 
    ・仕事(勤務先、役職)
    ・ライフイベント(在住状況、記念日、家族)
    ・交際(友人、恋人)

    ②インタレストターゲティング

    これはユーザーの「興味・関心」「行動」をもとにターゲティングするものです。
    この観点でターゲットの設定ができるのは、他のSNS広告プラットフォームと比較して、より細かなターゲティングが行えるInstagram広告のターゲティングの良い点と言えます。

    興味・関心 →ユーザーが「いいね!」をしたページ、使用中のハッシュタグなどから、興味・関心を洗い出し、広告に興味を持ってくれそうなユーザーを絞る

    《興味・関心の要素》
    ・スポーツ、アウトドア 
    ・テクノロジー
    ・ビジネス、業界 
    ・フィットネス、ウェルネス
    ・レジャー施設  
    ・家族と交際関係
    ・買い物、ファッション 
    ・趣味、アクティビティ
    ・食品、飲料品

    行動 →アクティビティやデバイスの利用状況などを指定したターゲット設定

    行動の要素
    ・Facebookの決済情報     
    ・Facebook利用OS
    ・Facebook利用ネットプラウザ 
    ・旅行状況
    ・海外駐在状況         
    ・購入行動

    カスタムオーディエンス

    自社の顧客や接点を持っている利用者のデータを活用して配信する方法です。
    持っている顧客の情報をアップロードしその情報をもとにターゲティングを行います。
    カスタムオーディエンスは大きく分けて5つ種類があります。

    種類利用できるデータの一例
    ❶見込み客のうち、自社でメールアドレスなどの情報を持っているユーザーに対して配信ホワイトペーパーの配布や資料送付、セミナー開催などによって集めた見込み顧客のメールアドレスのリスト、電話番号など
    ❷自社のウェブサイトに1回以上訪れたことのあるユーザーに対して広告を配信ウェブサイトへのアクセス情報
    ❸自社のFacebookやInstagramへの過去のエンゲージメントを対象とした配信リアクション・コメント・シェアや動画の再生、リード獲得フォーム、保存など
    ❹自社のアプリに対しアクションしたユーザーに対する配信インストール,アプリ起動,アイテム購入
    ❺自社とオフラインで接点を持ったユーザーに対する配信店舗での購入、電話注文、予約など

    ④類似オーディエンス

    カスタムオーディエンスや保有している顧客情報をもとに、特定の利用者と似ている利用者へ広告配信を行うように絞り込む方法です。ターゲティングできていない見込み客に広告配信できる点が魅力。

    ※注意点―類似オーディエンスは、元となるユーザーデータがないと使えない
    類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスなどのソースオーディエンスをもとに広告を配信するユーザーを決めます。そのため、ソースオーディエンスがあまりにも少ないと、適切に類似オーディエンスを定義づけることができません。

    ゆえに、ソースオーディエンスを作るために、最低でも1カ国あたり100人のユーザーデータが必要です。

    ―どのくらい類似したユーザーに配信するかの濃度は、1%から10%の間で選べる―

    数字が大きい=潜在的なリーチ数を増やせるが、共通項が少ないので絞りが効きにくく、成果につながりにくい恐れがある
    数字が小さい=共通項の多い利用者に配信することができる
    しかし潜在的なリーチ数が減るので、同様に成果につながりにくい恐れがある。
    わかりにくいので、下の図をご覧ください。

    例えば上の図で、赤い円をソースオーディエンス、黄色と緑の円を広告が届く人の範囲を表すとします。
    2%で設定した場合、20代男性という特徴のある人だけターゲットとして範囲の中に入りました。
    しかし5%で設定した場合、20代男性だけではなく、20代女性も広告が届く人の範囲の中に入ってしまいます。
    これは20代女性もターゲットの範囲に入ってしまうのがダメということを言いたいのではありません。

    ソースオーディエンスと「似ている」と判断される範囲が広くなってしまった結果、広告が届く人の範囲が広がり、本来のターゲットと離れた人にも配信される可能性があるということなのです。

    このように、類似オーディエンスのサイズを大きくする、つまりパーセンテージを上げると、類似の精度と対象範囲が異なってきます。この点を踏まえた上で、類似の濃度を考える必要があります。

    以上の点から、最初は1%から設定し、徐々に大きくしていくことがおすすめです。

    【3】ターゲットの設定手順とコツ

    ターゲットの設定手順

    実はターゲットの詳細な設定は、Facebookも一緒に利用しないとできません!
    以下ではInstagram広告を利用し始めたばかりの方向けに、Instagramだけを用いたターゲット設定の手順をお伝えします。(Facebookも利用するより簡易的な設定になってしまいます)

    手順①プロアカウントの方から、「広告ツール」を選択し、広告をつけたい投稿を選ぶ

    手順②目標を設定し、オーディエンスを作成する。
    この時Instagramのみの利用で選べるターゲットは、地域、興味・関心、年齢、性別のみ

    手順③金額と掲載期間を決めて、投稿する

    コツはターゲットを絞り込みすぎないこと

    様々なターゲットを絞る方法を知ったとしても、ターゲットを絞りすぎることには注意しなくてはいけません!

    その理由は、下記の2点があります。

    ①潜在的な見込み客を取りこぼしてしまう

    ターゲットを狭くしすぎると、より顧客の層を広げにくくなってしまいます。 
    例えば、コスメを取り扱う企業が、広告配信を行うターゲットを10代から20代と定めてしまうと、30代の方には届きにくくなってしまいます。つまりは、自社の戦略と吟味して慎重にターゲットを定める必要があります。

    明らかにターゲットから外れている場合はいいですが、地域の絞り込みは初めは避けましょう。

    ②自動最適化に影響が出る

    Instagram広告には「自動最適化機能」があり、自動で適した利用者へ配信できる機能があります。
    しかし広告の配信数が少ない場合、その精度が落ちることに加え、自動最適化の適応が遅くなります。

    したがって、初めはターゲットを絞りすぎず、徐々に様子を見ながら絞っていくことがより効果的な配信へとつながるでしょう。

    【まとめ】

    本記事では、
    ①ターゲットの選定方法(ペルソナを考える)
    ②Instagram広告のターゲティングの種類
    ③ターゲットの設定手順とコツ


    についてお伝えしてきました。

    Instagram広告のターゲティングの種類は大きく分けて4つだけで決して複雑ではないとわかっていただけたはずです。
    それにもかかわらず、他のSNS広告よりも詳細なターゲティングを行えることが大きな強みです。

    Instagramをより活かしていくには、継続的なニーズの把握も重要です。
    ここでは詳しくお伝えしませんが、エンゲージメント率等を参考に、投稿がターゲットのニーズを満たしているか継続的に見ていくことも忘れないでください。

    本記事を見ていただけたならば、
    ・的確なターゲットの選定
    ・効率的な広告運営
    ・自社の商品・サービスのさらなる認知、販売促進

    が可能となると思います。 これからはInstagram広告を最大限活かしていきましょう。


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